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2013年1月12日 (土)

ルビーが我が家にやってきた日...のこと

それは本当に突然のことだった。
どのくらいの突然だったかと言うと...
ふと夜空を仰いだら、次々と駆け抜ける30個の流れ星を見てしまった...そのくらいの突然だ。

その日、いつものように電車に乗りいつものように本を読んで日本橋の工房に向かう。
当時は1時間40分掛けて通勤していた。
満員の日比谷線にウンザリして工房に到着。
お湯を沸かし、まずは珈琲を入れる。
チビチビと珈琲をすすりながら決まりきった準備をこなす。
作業机に座り、今日の作業予定を確認しながら珈琲をゴックン。
「おぉ~、今日はけっこう忙しいなぁ~...」などと呟きつつ気合いを入れて作業に取り掛かる。
いったん作業を始めてしまうと早送り3倍速くらいの時間経過~
何本かの電話を受けながらも作業に集中。
そんな時に鳴った携帯...ん?嫁さんからだ...
プチッ 集中していた脳みそが切れる...。
よほどのことがない限り電話を掛けてこない嫁さん。
あぁ、もうすぐお昼か...キリをつけて昼飯だな~...
などと思いつつ...いったい何があったのだろうか?...
と、少し不安な気持ちになって通話ボタンを押す。
「どうした~?」  いつもより少し低めの落ち着いた声で電話に出る。
「あのね~...。」 なにやらニコニコ声?とりあえず悪い知らせではないことにホッ...
「なんだよ?」
「あのね~...猫連れて帰っていい?」
「はぁ~~~? なに言ってんの?」
「すんごく可愛くってさ~...一目惚れしちゃって...。」
「だって猫は飼わない、あまり好きじゃないって言ってたの誰

そうなのだ...嫁をとるか猫をとるか...嫁をとった僕は28年間我慢してきたのだ。
いや、この先ずっと...僕の人生には猫と暮らすということ、
「猫」という文字が消えてなくなったのだと心に言い聞かせてここまで生きてきたのだ。
僕の育った家には常に5匹から8匹の猫がいた。
常に何匹かの野良が紛れ込んでいたので正確な数は把握できない。
猫との日々を暮らしていた僕にとって、いて当たり前、空気のような存在だったのだ。
それがどうだ...今さら?...猫連れて帰っていい?だと! へっ! である。

「う~~~ん...そうだけど~...。
だってね~、白い手袋してて可愛いし~、尻尾もヒュルンとしてるし~...。」
「じゃぁ~、とりあえず写メ送ってよ。」
「うんわかった~。ちょっと待っててね。」

待つこと...3. 4. 5分...
ドキドキの心臓を落ち着かせ、期待と不安と疑問がごっちゃ混ぜになったこの心もち...
遅い 早くこの心もちを進展させてくれ~
と叫びそうになったところに...タン タタタン タタタ タタタタタタタ タン タタタン...
メールの着信音...カノンだ...
いつものカノンじゃない絶対違う...きっと...違うカノンだ
もうすでに2年以上変更していないカノンが...
こんなにも心を打ち震わせるなんて...思ってもいなかった...。
ドッキンドッキン...添付写真を...ひ ・ ら ・ く......

おぉ~~~まい がぁ~~ぁ~~ 神様神様~~~
な、なぜ故にあなたはこのような天使を私の元へ遣わせたのか~~
つぶらな瞳、白い手袋、尻尾はヒュルン、首周りから胸にかかる白いストール
たまりませ~~~ん
ニヤケ顔極まる...そんな時に嫁から着信...

「どおぅ~?可愛いでしょ~?」
「う、うん、可愛い...」
「ねぇ~、連れて帰っていいでしょぅ~?」
「まぁ...いいけど... 本当に大丈夫?」  まだ半信半疑の僕である...。
「大丈夫だよぉ~だってさぁ~、ペラペラペラペラペラペラ...。」 長い...
「T-falの段ボールに入れられてぇ~、ペラペラペラペラペラペラ...。」 長い...
要するに...
自分が生まれて初めて可愛いと思った猫、守ってあげたいと思った猫である。
同僚には飼える人がいないので、私が連れて帰らなかったら保健所行きだということ。
僕が長年猫と暮らしたいと思っていたということ。 ...憶えてたんだ...
「わかった。じゃぁ気をつけて連れて帰ってきなよ。」
「うん。できるだけ早く帰るから。じゃぁね。」
「あぁ、俺もできるだけ早く帰るよ。」

その日の仕事は異常に早かった。
実を言えば電話を切った後、極まったニヤニヤ顔はしばらく治まらずにいた。
昼飯を食べながらも、その顔で写メを眺めていたのである。
取引先からの電話でニヤニヤ顔は治まり、朝の気合いを二乗にして作業に戻った。

家に帰ると...もうドタバタである。
明るいドタバタであるから良いのではあろうが...それにしても、のドタバタである。
他に表現のしようはない。
嫁さんは猫の世話をしたことがないので困り顔のニヤニヤ顔。
なんとも微妙な顔である。
「ミルク飲んでくれないのぉ~。」
「ミルクはダメだよ~お腹ピーピーになっちゃうだろ水はあげた?」
「指先に水を付けてナメさせたぁ。」
「うん、それなら大丈夫。
なにか食べさせないとな~...とはいってもまだチビ猫だな~。ヨロヨロ歩きじゃんか。」
チビ猫用のミルクはここいらのスーパーにはない。
「ミルクは全然ナメなかった?」
「うん、指先に付けてあげようとしたんだけど...ぜんぜん。」
よし、少しお腹ピーピーになるかもしれないけど...そう思い冷蔵庫へ。
指先を洗剤でよく洗い、小さく千切ったスライスチーズを練り練り。
猫の口元に持っていく......ペロペロ、ペロペロ......
「ナメてるぅ~。」  家族みんなでニヤニヤ顔...。
さすがに食べはしないがよくナメてくれた。
「明日チビ猫用のミルクを買ってこないとだな~。」
「そうだねぇ~...まだ赤ちゃんなんだねぇ~。」
ナメた後は身体を丸めて眠りについた。
呼吸に合わせて小さなお腹が上下動している。
ジ~ッと見つめる家族全員...ニヤケ顔極まれり
僕の握りこぶしくらいしかないのではないか?
守らねばあっという間に飛んで行ってしまいそうな小さな小さな命。
そんな命が...可愛らしい天使のような命が...我が家にやってきた...。

        長くなりました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

ルビーがやってきてまだ間もない頃の写真です。
Cocolog26

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コメント

ひやぁ~ きゅわいぃ~~!!
今のお姿も愛くるしい愛いっぱいのお顔してるけど
きら家に舞い降りたばかりのルビーちゃんはなんともいえない!! ひぃぃ

楽しいオロオロ、ワクワクドキドキのあったかいきら家の光景が目に浮かびます♪


仕事の時はさすがに胡散臭くないんだね

初コメです。いつもぶう汰さんのコメで笑わせてもらってます。

ブログの写真で美猫ちゃんだなと思ってたんですが・・・そんな出会いだったんですね。流星30個ほどの・・・

確かにかわいい。
おくさまの気持ちよくわかります。

猫はただでも好きですが
子猫はまた特別ですね
人間の子供もそうですが
小さいうちは特に値打ちがありますねぇ
値打ちと言うとおかしいですけど・・・

オプションという金融商品があります
これは設定されて早い時期には
等しく値打ちが高いのです
それが日にちがたつにつれてまぁ
その若い時の値打分は価値が剥げて行くのですが
いくらずつ価値が落ちて行くかはちゃんと計算で出るのです

変な話ですが
ぼくは猫ちゃんの子供を見るといつもこの
オプションの時間価値の脱落を思い出します

といって大人の猫は値打ちがないわけではもちろんないですよ
第一ぼくは猫好きですから・・・

変な話になってすみません

いや~なんとまあ・・・読み応えがありました。
きらさんがそんなに前から猫ちゃんに囲まれて暮らしていたのも知らなかったし、奥様との経緯ももちろん。
ルビーちゃんは幸せなご一家に迎えられて幸せ者ですね

我が家にも似た物語があります。
こう見えて、実は私は犬が大の苦手でした。
小さい頃に顔を噛まれて以来、とにかく犬を避けた人生を送っていましたから。
逆に夫は常に犬を飼い続けていた家で育ち、大の犬好き。
でも結婚してからはアパートやマンション住まいでしたし、
私の犬嫌いを知っていたので飼う話も出る訳もなく。。。


長くなるので続きは今度私のブログに書きますね。

ワン達との出会い、私にとって運命だったと思っています。

ちなみに「カノン」は私の大好きな曲です

ぶう汰ちゃんへ

ありがとう!我が家に舞い降りた天使なんです~
ただね...僕のことは友達くらいにしか思ってないみたい...
嫁さんのことは母親だと思っているらしく、
胸の上に乗ってはフミフミしながら胸元をチューチューやってます

ちえ梟さんへ

コメありがとう!
いきなりですが、ちえ梟さんにお願いがあります。
ぶう汰ちゃんへのコメで僕の人格を疑わないでください
「胡散臭い」というのは当たっているかもしれませんが...

本当にいきなりの出会いでした。
嫁さんの職場の門下に捨て置かれていたそうです...

hawkさんへ

ありがとう!
子猫でも子犬でも人間の子供でも...
「頭身対比?」ってやつが可愛く見せているんでしょうか?
守ってやらねばならぬ...みたいな感情が出ますよね。
不思議ですね~
哺乳類に供わった独特の性質なのかもしれません。

ぺんちゃんへ

ありがとう! 長く稚拙な文章ですみませんでした。
さぞや読みづらかったことと思います。
実はルビーの名前決めの話などもありましたが...
ちょっとだけ...
T-falの段ボールで捨てられていたのでティファールちゃん...却下
宝石の名前なんてどう?ってことになり、誕生石を1月から言っていったところ...
ルビー女の子らしいし言いやすい
「我が家の宝物」っていうことで「ルビー」に決まりました~

ぺんちゃんとワンちゃん達との運命的な出会いのお話。
ぜひ聞かせてくださいね~

運命的な出会いってあるんですね~
あんなに可愛かったら♡打ち抜かれちゃうのわかります
私の旦那もイヌ嫌いだったので結婚したときイヌと暮らすことを諦めていたのですが今では私よりかわいがってますよ
ルビーちゃんて7月生まれなんだと思ってました。
私も7月生まれだから同じだね~って勝手な思い込みですね

沙羅&凛ママさんへ

ありがとう!
旦那さんイヌ嫌いだったんですか~!
でも~...出会ってしまった~って感じ?
動物との出会いにもビビビッってあるんですよね。
会った瞬間に心奪われて...
僕としてはもう1匹猫にゃんorワンコ って考えているのですが...
嫁さんがね~
いい出会いがあれば って期待しているのですが...

きらさん、初めましてこんにちは

何時もポチではお世話になっております
ふとブログにが留まったので拝見させて頂きました。

可愛い綺麗なネコちゃん見とれつつも、
きらさんの書かれているお話の一つ一つの
巧みな語り口にグイグイ引き込まれ、
無我夢中で読みましたヨ、実に面白かったです。
読者を惹きつける作家さんの様な上手さに天晴です。

これからも楽しい記録を沢山披露して下さいね。

愛鳥

愛鳥さんへ

いらっしゃいませ!
読んでいただきありがとうございます。
でもちょっと...愛鳥さん...ほめすぎ~(*´v゚*)ゞ
いつも、もうちょっとましな文章は書けないのか~
と思いながら綴っているんです...。
まだまだ稚拙な文章でお恥ずかしいのですが、
お暇な時はぜひまたお越しくださいませませ

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